しあわせな生活。

マサと舞台好きの、だいぶんオトナ(*^^*)

2008年07月

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新進作家と異世代の演出家のコラボレーション
シリーズ・同時代Vol.3  
作 蓬莱竜太 ×  演出 栗山民也

「生命」を語る6人の女たち それは祭の夜の物語

それは緑に囲まれた村の祭りの夜。面々と続く「本家」の居間に集った、世代の違う6人の女たち――母として、娘として、そして女として、彼女たちに迫られる選択――「生命」と向き合い、語り合う、とある一夜の物語……

【キャスト】
秋山菜津子 中村たつ 魏 涼子 前田亜季 黒沢ともよ 三田和代

【ものがたり】
とある田舎町。祭りの夜。「本家」の居間。奉りの儀式のため男たちは出払っており、女たちが残って留守を預かっている。
数日前に東京から久しぶりに帰郷したミドリ。都会での生活は順調だったが、気がつけば40代、婚約寸前で交際相手と別れてしまい、傷心旅行のつもりだったのだが、実家は実家で何かとうるさく、かえって心の傷をえぐられる始末だ。本家の血を絶やしたくないばかりに、いまだ独身のミドリに対し、小言の耐えない母。一方、妹のキョウコは、父親のわからない子を出産。しかし、そのミドリの姪であるその娘は行方が何年もわからない。
ところが、親戚の女たちも集まり、宴会の準備を進めているところに、長い間行方のわからなかった姪が突然帰ってくる。どうやらお腹に子どもがいるようだ……。
「母親になりたいだけ」「母親になる覚悟はあるのか」
「幸せとは何か?」
「子供を産む」ことをテーマに、世代も価値観も違う5人の女たちが紡ぎ出す一夜の会話劇。

2008年7月14日(月)~21日(月・祝)

今回の観劇旅行の最後はこれでした。
新国立の『まほろば』
正直最後までこの日が空いてて、
何かやってないかと探して、とりあえず秋山さんだけで決めた舞台。
あとのヒトや、どんな作品かも知らず
あ、蓬莱さんの作品、くらいは知ってたかな、なんとなく。
しかも、ギリギリにチケ取ろうとしたので
最初、もう売り切れてて
ネットで探しまくって、ホントにギリに売りに出たところをゲット。
よく観れたなぁと思う。っていうか、このタイミングは観ろってこと?

…いやぁ~、ほんっとにほんっとに観て良かったです!!!

こんな間に合わせで入れた予定だったのに
こんなに素晴らしい作品と巡り合えるなんて、
芝居の神様、ありがとう♪  (←久々に出た^^)

今までいろんな芝居を観てきて、
ストレートで人生一番感動したのが
OFF OFFで観た『リタの教育』って芝居。
これを超える芝居にはなかなか出会えなかったけど
それに並ぶくらい素晴らしかった!!(回りくどいけど、それくらい良かったってことです)

女6人だけの芝居。会話劇。
濃密な時間の中で繰り広げられるストーリー。
それは「生」のこと、そして「女」にしかわからない
ものすごくリアルなお話でした。そこまで言っちゃう?!ってくらい。
なのに、、、
なんで30歳そこそこの男に、そんなことわかるのー?
とにかく驚きでした。
男だから、こんな深い真実を客観的に描けるのだろう、とは思うけど、
それにしても、わかり過ぎてる!(@_@;)
凄いヤツだ!!!

キレイに各世代集められた女優さんたちも
本当に素晴らしい役者揃いでした。
秋山さんの他は、子役から活躍されてる前田亜季さんくらいしか知らなかったんだけど、
皆さん俳優座だの青年座だの、とにかくしっかりとした芝居をされる方ばかりで
見応えも充分。
プラス、その年代にしか出せない味っていうか魅力?
特に一番上のおばあさま役の中村たつさん
本当に素敵なおばあさまで、魅力が滲み出てて、ずっと釘付けでした♪
あんな風に歳を重ねたい!
それからお母さん役の三田和代さんがまたむっちゃステキ!!
大ファンになっちゃいました♡
閉経を迎えたと衝撃発言をした秋山さん扮する長女に対して
跡取りを最後まで期待するお母さんは「あなたはまだ終わってません!」と真面目な顔で連呼。
真剣な様子で「家庭の医学、家庭の医学~」とうろうろ探し回る姿は
悲しくもあるけど、どうしても笑いを誘います。
そんなシーンがそこかしこに。
本人はいたって真面目に語ることが、周囲には可笑しかったり。。。
でも、その一つ一つがすごくリアルで、あるある~って女には誰しも思い当たることで。
それを各世代の女が各々の真実の気持ちで語るので
きわどいセリフも素直に聞けるんですね。
たとえば、「女が終わる」というような言葉が結構出てくるんだけど、
これを実際は若い役者だけでやってたら
本当にその世代の女性とかが聞いたら
とても失礼な言葉に聞こえたりすることもあると思うんです。
でも、実際その可能性もあるかもしれない秋山さんが、
また、もう上の立場から三田さんが、
そのへんのセリフをしゃべると、リアルでしっかりとこちらに届いてくるのです。
(女にはちょっとリアル過ぎてイタイ部分もあったけど…)
それから、長女の秋山さんと、魏 涼子さん扮する次女との
激しい姉妹喧嘩もリアルだったな。
私も妹がいる二人姉妹、しかも妹が先に嫁いでる状況も一緒だから(離婚はしてないけど)
すごくわかる部分があって・・・ (そういえばこれも姉妹の話だな)
もう、途中から涙が次々溢れて、ボトボトと滴り落ちてました(T_T)
つくづく、なんでこんな本が書けるの?蓬莱さん!  すごいよ。
実は、これは最初パンフも買わずに入ったんだけど
帰りにパンフはもちろん、台本まで購入してました^^

あと、一番下の子役で、黒沢ともよって子がやってたんだけど
この子がまた、めちゃくちゃ上手い!! 
11歳なんだけど、中身はちょっと大人びた子で
何かと大人顔負けな発言を繰り返して、
最後には、みんな、まずこの子に「そうなの?」って意見を聞くようになってたりして^^
でも、締めがこの子に初潮が訪れたところで終わるんだけど、
あんなになんでも知ってるマセた子だったのに、
やっぱりそのことに戸惑ってて、
あーやっぱり子供だったんだなぁと、そんなとこも上手いなぁと。
最後は彼女に対して秋山さんの一言 「おめでとう!」
終わっていく性。始まっていく性。
とことん女の生に終始したこの芝居。
素晴らしい!!!
ぜひ再演して、もっとみんなに、特に女性に観てほしいです!!


〔08.7.21(月)マチネ / 新国立劇場小劇場〕

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新進作家と異世代の演出家のコラボレーション
シリーズ・同時代Vol.3  
作 蓬莱竜太 ×  演出 栗山民也

「生命」を語る6人の女たち それは祭の夜の物語

それは緑に囲まれた村の祭りの夜。面々と続く「本家」の居間に集った、世代の違う6人の女たち――母として、娘として、そして女として、彼女たちに迫られる選択――「生命」と向き合い、語り合う、とある一夜の物語……

【キャスト】
秋山菜津子 中村たつ 魏 涼子 前田亜季 黒沢ともよ 三田和代

【ものがたり】
とある田舎町。祭りの夜。「本家」の居間。奉りの儀式のため男たちは出払っており、女たちが残って留守を預かっている。
数日前に東京から久しぶりに帰郷したミドリ。都会での生活は順調だったが、気がつけば40代、婚約寸前で交際相手と別れてしまい、傷心旅行のつもりだったのだが、実家は実家で何かとうるさく、かえって心の傷をえぐられる始末だ。本家の血を絶やしたくないばかりに、いまだ独身のミドリに対し、小言の耐えない母。一方、妹のキョウコは、父親のわからない子を出産。しかし、そのミドリの姪であるその娘は行方が何年もわからない。
ところが、親戚の女たちも集まり、宴会の準備を進めているところに、長い間行方のわからなかった姪が突然帰ってくる。どうやらお腹に子どもがいるようだ……。
「母親になりたいだけ」「母親になる覚悟はあるのか」
「幸せとは何か?」
「子供を産む」ことをテーマに、世代も価値観も違う5人の女たちが紡ぎ出す一夜の会話劇。

2008年7月14日(月)~21日(月・祝)

今回の観劇旅行の最後はこれでした。
新国立の『まほろば』
正直最後までこの日が空いてて、
何かやってないかと探して、とりあえず秋山さんだけで決めた舞台。
あとのヒトや、どんな作品かも知らず
あ、蓬莱さんの作品、くらいは知ってたかな、なんとなく。
しかも、ギリギリにチケ取ろうとしたので
最初、もう売り切れてて
ネットで探しまくって、ホントにギリに売りに出たところをゲット。
よく観れたなぁと思う。っていうか、このタイミングは観ろってこと?

…いやぁ~、ほんっとにほんっとに観て良かったです!!!

こんな間に合わせで入れた予定だったのに
こんなに素晴らしい作品と巡り合えるなんて、
芝居の神様、ありがとう♪  (←久々に出た^^)

今までいろんな芝居を観てきて、
ストレートで人生一番感動したのが
OFF OFFで観た『リタの教育』って芝居。
これを超える芝居にはなかなか出会えなかったけど
それに並ぶくらい素晴らしかった!!(回りくどいけど、それくらい良かったってことです)

女6人だけの芝居。会話劇。
濃密な時間の中で繰り広げられるストーリー。
それは「生」のこと、そして「女」にしかわからない
ものすごくリアルなお話でした。そこまで言っちゃう?!ってくらい。
なのに、、、
なんで30歳そこそこの男に、そんなことわかるのー?
とにかく驚きでした。
男だから、こんな深い真実を客観的に描けるのだろう、とは思うけど、
それにしても、わかり過ぎてる!(@_@;)
凄いヤツだ!!!

キレイに各世代集められた女優さんたちも
本当に素晴らしい役者揃いでした。
秋山さんの他は、子役から活躍されてる前田亜季さんくらいしか知らなかったんだけど、
皆さん俳優座だの青年座だの、とにかくしっかりとした芝居をされる方ばかりで
見応えも充分。
プラス、その年代にしか出せない味っていうか魅力?
特に一番上のおばあさま役の中村たつさん
本当に素敵なおばあさまで、魅力が滲み出てて、ずっと釘付けでした♪
あんな風に歳を重ねたい!
それからお母さん役の三田和代さんがまたむっちゃステキ!!
大ファンになっちゃいました♡
閉経を迎えたと衝撃発言をした秋山さん扮する長女に対して
跡取りを最後まで期待するお母さんは「あなたはまだ終わってません!」と真面目な顔で連呼。
真剣な様子で「家庭の医学、家庭の医学~」とうろうろ探し回る姿は
悲しくもあるけど、どうしても笑いを誘います。
そんなシーンがそこかしこに。
本人はいたって真面目に語ることが、周囲には可笑しかったり。。。
でも、その一つ一つがすごくリアルで、あるある~って女には誰しも思い当たることで。
それを各世代の女が各々の真実の気持ちで語るので
きわどいセリフも素直に聞けるんですね。
たとえば、「女が終わる」というような言葉が結構出てくるんだけど、
これを実際は若い役者だけでやってたら
本当にその世代の女性とかが聞いたら
とても失礼な言葉に聞こえたりすることもあると思うんです。
でも、実際その可能性もあるかもしれない秋山さんが、
また、もう上の立場から三田さんが、
そのへんのセリフをしゃべると、リアルでしっかりとこちらに届いてくるのです。
(女にはちょっとリアル過ぎてイタイ部分もあったけど…)
それから、長女の秋山さんと、魏 涼子さん扮する次女との
激しい姉妹喧嘩もリアルだったな。
私も妹がいる二人姉妹、しかも妹が先に嫁いでる状況も一緒だから(離婚はしてないけど)
すごくわかる部分があって・・・ (そういえばこれも姉妹の話だな)
もう、途中から涙が次々溢れて、ボトボトと滴り落ちてました(T_T)
つくづく、なんでこんな本が書けるの?蓬莱さん!  すごいよ。
実は、これは最初パンフも買わずに入ったんだけど
帰りにパンフはもちろん、台本まで購入してました^^

あと、一番下の子役で、黒沢ともよって子がやってたんだけど
この子がまた、めちゃくちゃ上手い!! 
11歳なんだけど、中身はちょっと大人びた子で
何かと大人顔負けな発言を繰り返して、
最後には、みんな、まずこの子に「そうなの?」って意見を聞くようになってたりして^^
でも、締めがこの子に初潮が訪れたところで終わるんだけど、
あんなになんでも知ってるマセた子だったのに、
やっぱりそのことに戸惑ってて、
あーやっぱり子供だったんだなぁと、そんなとこも上手いなぁと。
最後は彼女に対して秋山さんの一言 「おめでとう!」
終わっていく性。始まっていく性。
とことん女の生に終始したこの芝居。
素晴らしい!!!
ぜひ再演して、もっとみんなに、特に女性に観てほしいです!!


〔08.7.21(月)マチネ / 新国立劇場小劇場〕

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作・演出=水谷龍二 主題歌=山崎ハコ ショー構成演出=江本純子(毛皮族) 映像=奥秀太郎 照明=沖野隆一(RYU CONNECTION) 美術=加藤ちか 音響=青蔭佳代(音スタ) 衣裳=小原敏博 ポスターイラスト=黒田征太郎(K2) プロデューサー=外波山文明(椿組)  ほか

【キャスト】 千葉哲也/有薗芳記/恒松敦巳(椿組)/田渕正博(椿組)/木下藤次郎(椿組)/江本純子(毛皮族)/町田マリー(毛皮族)/井上カオリ(椿組)/長嶺安奈 (椿組)/羽鳥名美子(毛皮族)/柿丸美智恵(毛皮族)/犬飼淳治(扉座)/沖田乱/古屋治男(椎名町オフィス)/伊藤新(ダミアン)/佐久間淳也(FINE BERRY)/本多英一郎(髭の会)/平塚真介/辻親八/外波山文明(椿組)  ほか

【ストーリー】 2038年夏、新宿。
世間から隔離された無法地帯、その名も「新宿番外地」
そこを舞台に、歌、踊り満載の娯楽野外劇!
水谷龍二×椿組×毛皮族…何が起るか!目が離せないぞ!!

会場 新宿花園神社特設ステージ

公演期間 2008年7月12日(土) ~ 7月22日(火)

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この日は「新宿デー」
昼の新感線で大盛り上がりの後は
花園神社で野外劇です!
この椿組の野外劇は、毎年夏の恒例らしく、
私の周りの人達が結構何人も行った話を
毎年ちょくちょく聞いてたんですが、
私自身は今年、満を持しての初体験です^^
野外っていうとって感じがして、
なんかいいっすよね。
憧れてました。
内容的にはもしかして苦手分野かなと思ってたんだけど、
“野外”に惹かれて行っちゃいました!

イメージ 2

暑い暑いと聞いてたので、ちゃんとMY扇子持参で行ったんですけど、
会場に着いたら、劇団側からウチワを配ってくれてました。
さすがに毎年のことだから慣れてますね。
おまけに、冷えたビールやらジュースなんかも売ってて
ビール飲みながら観劇なんて、オツだね~って感じで、
もう開場前のそんな雰囲気から
新感線とはまた違ったお祭り気分満載で
始まる前から気持ちは高揚していきましたね(*^_^*)

芝居の内容は、やっぱりアングラな感じで
どっちかというと苦手分野で、普段あまり観ない種類の芝居でしたが、
それでもそこまでのお膳立てとか、夏の野外って空気だけで
普通の小屋で観る5倍増し(?)くらいの楽しさになってて、
とても面白く過ごせました♪

観たことない芝居だから、やっぱ初見の役者さんが多くて
っていうか、千葉さん町田マリーさん以外はほぼ皆さん初見!
ちょっと怖いもの見たさな面白さもありました^^

毛皮族って名前だけは聞いたことあったけど、(マリーさんの所属劇団ですよね)
そこの方々が今回割りと中心に活躍されてたから
歌とか踊りのシーンは凄く盛り上がってました!
実際の毛皮族の舞台はもっとエグイらしいですけど、
この芝居の中の皆さんのシーンは凄く面白くて、
ちょっとここの公演観たくなってしまうほどハマりそうでした^^
特に、代表らしき江本純子さんという女優さんは
最初荻野目ちゃんを歌いながら出てみえた時からなぜかもう釘付けで、
かなり持ってかれました。なぜだか・・・。 (池津祥子さんにソックリだし…^^)
それから出てくる度にワクワクしてる自分にビックリ(-_-)   ヘンだ。

話としては、椿組の代表でもある外波山さんが昔芝居で脚光を浴びてた頃を思い出し
また再び舞台に立つぞっ的な感じがあるので、
この椿組、もしくはその前身(?)はみだし劇場から知ってる長いファン達が
同士のような感じでアツくなってる会場の雰囲気が伝わってきて、
いいんだけど、ちょっと内輪受け要素が強かった気もしました。
なので、全体的には同感できにくい感じでしたが、
ショーの部分も多いので、そこらへんとか
やっぱお祭り騒ぎで楽しめたので、
私の初野外は、なかなか良かったと思います^^

今日は新宿お祭りデーだ!!


〔08.7.20(日)ソワレ / 新宿花園神社〕

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作・演出=水谷龍二 主題歌=山崎ハコ ショー構成演出=江本純子(毛皮族) 映像=奥秀太郎 照明=沖野隆一(RYU CONNECTION) 美術=加藤ちか 音響=青蔭佳代(音スタ) 衣裳=小原敏博 ポスターイラスト=黒田征太郎(K2) プロデューサー=外波山文明(椿組)  ほか

【キャスト】 千葉哲也/有薗芳記/恒松敦巳(椿組)/田渕正博(椿組)/木下藤次郎(椿組)/江本純子(毛皮族)/町田マリー(毛皮族)/井上カオリ(椿組)/長嶺安奈 (椿組)/羽鳥名美子(毛皮族)/柿丸美智恵(毛皮族)/犬飼淳治(扉座)/沖田乱/古屋治男(椎名町オフィス)/伊藤新(ダミアン)/佐久間淳也(FINE BERRY)/本多英一郎(髭の会)/平塚真介/辻親八/外波山文明(椿組)  ほか

【ストーリー】 2038年夏、新宿。
世間から隔離された無法地帯、その名も「新宿番外地」
そこを舞台に、歌、踊り満載の娯楽野外劇!
水谷龍二×椿組×毛皮族…何が起るか!目が離せないぞ!!

会場 新宿花園神社特設ステージ

公演期間 2008年7月12日(土) ~ 7月22日(火)

イメージ 3この日は「新宿デー」
昼の新感線で大盛り上がりの後は
花園神社で野外劇です!
この椿組の野外劇は、毎年夏の恒例らしく、
私の周りの人達が結構何人も行った話を
毎年ちょくちょく聞いてたんですが、
私自身は今年、満を持しての初体験です^^
野外っていうとって感じがして、
なんかいいっすよね。
憧れてました。
内容的にはもしかして苦手分野かなと思ってたんだけど、
“野外”に惹かれて行っちゃいました!

イメージ 2
暑い暑いと聞いてたので、ちゃんとMY扇子持参で行ったんですけど、
会場に着いたら、劇団側からウチワを配ってくれてました。
さすがに毎年のことだから慣れてますね。
おまけに、冷えたビールやらジュースなんかも売ってて
ビール飲みながら観劇なんて、オツだね~って感じで、
もう開場前のそんな雰囲気から
新感線とはまた違ったお祭り気分満載で
始まる前から気持ちは高揚していきましたね(*^_^*)

芝居の内容は、やっぱりアングラな感じで
どっちかというと苦手分野で、普段あまり観ない種類の芝居でしたが、
それでもそこまでのお膳立てとか、夏の野外って空気だけで
普通の小屋で観る5倍増し(?)くらいの楽しさになってて、
とても面白く過ごせました♪

観たことない芝居だから、やっぱ初見の役者さんが多くて
っていうか、千葉さん町田マリーさん以外はほぼ皆さん初見!
ちょっと怖いもの見たさな面白さもありました^^

毛皮族って名前だけは聞いたことあったけど、(マリーさんの所属劇団ですよね)
そこの方々が今回割りと中心に活躍されてたから
歌とか踊りのシーンは凄く盛り上がってました!
実際の毛皮族の舞台はもっとエグイらしいですけど、
この芝居の中の皆さんのシーンは凄く面白くて、
ちょっとここの公演観たくなってしまうほどハマりそうでした^^
特に、代表らしき江本純子さんという女優さんは
最初荻野目ちゃんを歌いながら出てみえた時からなぜかもう釘付けで、
かなり持ってかれました。なぜだか・・・。 (池津祥子さんにソックリだし…^^)
それから出てくる度にワクワクしてる自分にビックリ(-_-)   ヘンだ。

話としては、椿組の代表でもある外波山さんが昔芝居で脚光を浴びてた頃を思い出し
また再び舞台に立つぞっ的な感じがあるので、
この椿組、もしくはその前身(?)はみだし劇場から知ってる長いファン達が
同士のような感じでアツくなってる会場の雰囲気が伝わってきて、
いいんだけど、ちょっと内輪受け要素が強かった気もしました。
なので、全体的には同感できにくい感じでしたが、
ショーの部分も多いので、そこらへんとか
やっぱお祭り騒ぎで楽しめたので、
私の初野外は、なかなか良かったと思います^^

今日は新宿お祭りデーだ!!


〔08.7.20(日)ソワレ / 新宿花園神社〕

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【作】 中島かずき
【演出】 いのうえひでのり
【作詞】 森雪之丞
【出演】 古田新太 松雪泰子 森山未來 / 江口洋介 /
    川平慈英 濱田マリ / 橋本じゅん 高田聖子 粟根まこと / 他
    北大路欣也

【STORY】
おきのカモメに尋ねてみれば、あれに見えるは海の果て、神秘のお宝《月生石》、山ほど眠るタタラ島。いいや、そいつはおいらのもんだと、海路はるばる敷島の、大和の国からやってきた、女泣かせの男前。らりるれロックのリズムに乗せて、おっとてめえは三条河原、釜茹でされた大悪党、石川五右衛門【古田新太】じゃあねえか!?
はまの真砂は尽きるとも世に尽きねえのは女の欲。五右衛門の盗んだお宝を、独り占めしようと企むは性根は悪いがイイ女。その名も艶な、真砂のお竜【松雪泰子】。
ごよう!御用!と五右衛門を、十手片手にしろたへの、波を蹴立てて追ってきた、頑固一徹のお役人、姓は岩倉、名は左門字【江口洋介】。
えにも描けねえ南国の、トロピカルな景色のその裏で、愛と憎悪の愚かな戦。もうけのためなら心も売ると、くるくる回る武器商人、ペドロ・モッカ【川平慈英】の口車。バラバの国の大将軍、ポノー【橋本じゅん】&恋女房シュザク【浜田マリ】、復讐誓う優男、カルマ王子【森山未来】を押し当てて、狙うはタタラの王の首。
んなこたぁさせじと迎え撃つ、ガモーショウグン【粟根まこと】守りしは、女が惚れて男も惚れる、この島一の男伊達、タタラの英雄、クガイ大王【北大路欣也】。だましだまされ五右衛門が、クガイの手に落ち地獄穴、闇の中で出会いしは、女だてらの穴掘り隊長、その名はインガ【高田聖子】。
女の顔見て、五右衛門が、「お、お、おめえは……!」と驚いた!
ぜったい絶命、危機一髪。めぐりめぐった因果の糸、たぐりたぐって男と女。はたして《月生石》の秘密とは? 謎の男、グガイの正体とは?
そして五右衛門とお竜、アブねえ恋の行方とは!?

*東京公演 新宿コマ劇場
2008年7月8日(火)~28日(月)
※プレビュー公演 2007年7月6日(日)

*大阪公演 大阪公演
大阪厚生年金会館大ホール
2008年8月8日(金)~24日(日)

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いやぁ~、楽しかったぁ~♪♪
もうお芝居とかの域を超えてますよね。
なんかディズニーランドのアトラクションみたい^^
もう四の五の言わずに楽しんだもん勝ち!ってとこでしょうか。
前、メタルマクベスの時とかにも思ったけど、
新感線ってホント、一つのジャンルを確立してますよね。
今回も大満足しました!!

いろんなヒトが言ってたけど、
構図的にはまさにルパンとその仲間たちですね!
フ~ジ子ちゃんの位置の松雪さん
ほーんとに色っぽくてカッコイイ(*^。^*)
同性ながら惚れちゃいますな♡

そしてまたまた最高にカッコいいダンスを見せてくれた未來くん
やっぱ彼は踊ってる時がヤバイっすね♪
慈英くんとのタップ対決のシーンは圧巻でした!!
王子スタイルも超カッケー(*^_^*)
チケ戦争厳しきこの舞台、割りと出遅れ気味だったのに
ありがたいことにかなり良席で観られたので、(さすがにこれは最前ではなかったけど^^;)
しかも、ちょくちょくみんな降りて来てくれるので、
王子なんか、ちょうど私の列の横で止まってしゃべってくれて
極近でマント姿を拝めました♡♡ わーい^^

4月にコクーンで初見したばっかのえぐっちゃんは、
とってもオイシイ使われ方をしていて、
いい感じに愛すべきおバカさんでした^^
歌い出すまで、そういえば歌手だったんだ!ってこと忘れてて、
そのえぐっちゃんのソロがまた、持ち歌の「愛は愛で」とかの頃風のナンバーだったので
またまたオイシイソロ貰ってるなぁと。
あんなに大ウケしてたし、、、
えぐっちゃんはもう「舞台」にはまっちゃうんじゃないかな(~o~;)

一つの楽しみだった欣也さまは、さすがの存在感でした♪
殺陣のシーンなんかは、もう文句なくカッコいいし♡
最後、カーテンコールで出てきて
みんなでテーマ曲的な「五右衛門ロック」を歌ってた時、
欣也さまが一番ノリノリで歌ってたとこを目撃したとき
なんかカワイイ、っていうかいいなぁ~♡と思ってしまった^^

聖子さんはやっぱ素敵だなー♪
思いっきり笑いを取ってたかと思うと、パキってマジモードに入ってる時が
超かっこいい!
そして歌、一番上手いっすね!!
今までそんなに思ってなかったんだけど、
今回の舞台ですごく感じた。そりゃミュージカルとか出ちゃってるもんねー。
小劇場もちょこちょこ出てみえるし、
なんでも出来るヒトだなぁ。。。

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おっと、忘れそうだったけど^^
古田さんにはもう何の文句もなく
めっちゃ楽しませてもらえました♪
ただ、正直今回周りが面白すぎて、
主役なのに一番おいしくなかったかも。
これは古田さんのせいじゃないよ。
他がみんなオイシ過ぎ!!
ま、いっか。楽しかったし♪

最後に、古田さん・松雪さん・えぐっちゃん・未來くん の4人が
一人ずつ順番に
一言ずつキャッチコピーみたいの言ってポーズをキメていくとこ
なんやら戦隊○○レンジャー!みたいでカッコ良かったな~♡♡
あそこだけもいっかい観たーいo(*^。^*)o


〔08.7.20(土)マチネ / 新宿コマ劇場〕

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